オシャレなメンズ時計ならコレ!ロレックスGMTマスター2の魅力とは
ロレックスのGMTマスターは1955年に国際線パイロット向け時計としてリリースされたものです。そして1982年にはさらに高機能なムーブメントを搭載したGMTマスターIIがリリースされました。その後2007年の大幅モデルチェンジを経て、エクスプローラーやサブマリーナーと並ぶと言っても良いほどの人気スポーツモデルに進化したのです。グリニッジ標準時(GMT)の名前を持つこの時計について見てみましょう。
GMTマスターIIは機能とデザインを更新しつつ常に最新であり続ける
GMTマスターIIは毎年新しいモデルが追加されます。古いモデルは公式ラインナップからは姿を消しますが、Cal.3100シリーズ以降のムーブメントを積んだものは、販売店やメーカー在庫で残っている場合があります。それどころか、公式ラインナップから消えたもののほうが高値になっていることすら見受けられるのです。例えばRef.16710は、2007年のモデルチェンジで姿を消したモデルですが、その後も人気が高く新品で販売されていた時の1.5倍から2.5倍ほどの価格がついたこともありました。Ref.116710lnはその後継機で、ゼンマイが新素材に変更されたブラックベゼルのモデルです。
Ref.126710はCal.3285と言う最新のムーブメントを搭載したモデルです。2019年にもベゼルが青/赤のRef.126710blroが市場に投入されました。2017年頃から、これまでのCal.3100シリーズのムーブメントからCal.3200シリーズに更新する動きが強まっているようです。
高級腕時計と言うより高機能機械式腕時計
GMTマスターIIの最新型はCal.3200シリーズのムーブメントを採用しています。これはケーシング後で、日差-2秒~+2秒と言う、スイスクロノメーター検定協会が定めるクロノメーター検定基準の2倍以上の精度を持っているのです。もともと世界を飛び回るパイロット向けに、3地点の時刻を切り替えられるように作られたGMTマスターIIらしい高機能と言えるでしょう。GMTマスターIIの最新シリーズはCal.3285を搭載していますので、機能的にはどれも同等です。
2019年末の段階で、6モデルが公式ラインナップとして並んでいますが、ブレスレットとケースの素材で価格帯が決まります。いずれもメーカー希望小売価格で、ベーシックなオイスタースチール製のものは約102万円、オイスタースチールとエバーローズゴールドのコンビのものは約157万円です。さらにエバーローズゴールド製のものは約405万円、ホワイトゴールド製のものは約423万円となっています。
高級と高機能を両立するのがロレックスの特徴
ロレックスの腕時計は単なる高級品ではありません。エクスプローラーは探検というテーマに即した時計ですし、サブマリーナーは海のスポーツを意識したものです。そして、GMTマスターIIは空を行き交う人達のための時計として開発されました。都市生活とそれ以外の環境の両方で、優れた機能と美しさを表現できる時計だと言えるでしょう。